top of page

ホームコラム一覧サイバーセキュリティサービスの種類と選び方を解説

サイバーセキュリティサービスの種類と選び方を解説

サイバーセキュリティサービスの種類と選び方を解説

サイバーセキュリティサービスを選ぶ前に知るべき基礎知識

企業のデジタル化が進む一方で、サイバー攻撃の脅威は年々深刻化しており、もはや企業規模にかかわらず、あらゆる組織がセキュリティ対策を避けて通れない状況です。しかし、セキュリティサービスには脆弱性診断やマネージドセキュリティ、監視サービス、教育トレーニングなどさまざまな種類があります。どれを選べば良いのか判断に迷う担当者の方も多いでしょう。

 

ここでは、サイバーセキュリティサービスが求められる背景から、企業向けに提供されている主なサービスの種類まで解説します。さらに、自社の体制や規模に合った適切なサービスを選ぶための具体的な考え方も体系的にお伝えします。適切なセキュリティサービスを選択することで、効果的な防御体制を構築し、企業の大切な情報資産を守ることが可能です。

サイバーセキュリティサービスが求められる背景

近年、企業を取り巻くセキュリティ環境は大きく変化しています。デジタル化の進展に伴い、業務システムやデータのオンライン化が加速する一方で、サイバー攻撃の脅威も急速に拡大しています。

国立研究開発法人情報通信研究機構の観測によると、2021年度には約5,180億パケットものサイバー攻撃関連の通信が観測されており、2018年度と比較して2.4倍も増加しました。この数字は、企業規模にかかわらず、あらゆる組織がサイバー攻撃の標的となりうることを示しています。

サイバーセキュリティサービスが求められる背景

サイバー攻撃による経済的損失の深刻化

サイバー攻撃を受けた際の被害額は年々増大しており、データ侵害の平均コストは世界全体で435万ドルに達しています。日本国内でも、情報漏洩による想定賠償額は一件当たり平均1億円とも言われており、企業経営に与える影響は極めて深刻です。

攻撃手法の多様化と巧妙化

従来の単純なウイルス感染だけでなく、ランサムウェアによる金銭要求や標 的型攻撃、DDoS攻撃など、攻撃手法は日々進化しています。攻撃者は組織のシステムの脆弱性を悪用するための新しい戦術を継続的に開発しており、従来型の対策だけでは防ぎきれない状況です。

経営課題としてのセキュリティ対策

このような背景から、情報セキュリティ対策は企業にとって欠かせない経営課題と位置付けられるようになりました。システムの停止による事業継続への影響、顧客情報の漏洩による信頼失墜、取引先への被害波及など、セキュリティインシデントがもたらすリスクは企業の存続にもかかわります。そのため、専門的な知識と技術を持つセキュリティサービスの活用が、多くの企業にとって必要不可欠な選択肢です。

企業向けサイバーセキュリティサービスの主な種類

サイバーセキュリティサービスにはさまざまな種類があり、それぞれが異なる役割と目的を持っています。自社のセキュリティ体制を構築する際には、これらのサービスの特性を理解したうえで、組織の課題に応じた適切な組み合わせを選択することが求められます。

企業向けサイバーセキュリティサービスの主な種類

脆弱性診断と侵入テストサービス

システムやネットワークに潜む弱点を発見するためのサービスです。脆弱性スキャンでは、自動スキャンと手動スキャンを組み合わせて、システムの弱点や潜在的な攻撃ターゲットを定期的に評価します。ペネトレーションテストでは、実際の攻撃手法を用いて組織の防御体制の強度を検証し、セキュリティギャップの特定と修復計画の優先順位付けを支援します。

マネージドセキュリティサービス

セキュリティ運用を管理するための十分なリソースや専門知識が不足している企業向けに、24時間年中無休のセキュリティ監視と保護を提供するアウトソーシング型のサービスです。高度なセキュリティプラットフォームを活用してセキュリティの取り組みを統合し、組織はセキュリティ機能を迅速に拡張しながら、費用と運用コストを削減できます。

監視型セキュリティサービス

ネットワーク通信や端末の挙動をリアルタイムで監視するサービスです。ネットワーク監視では社内ネットワークに監視製品を設置して通信を監視し、端末監視では個々のパソコンに監視製品をインストールして通信や挙動を追跡します。これらを併用することで、より包括的なセキュリティ監視体制を構築できます。

セキュリティ教育とトレーニングサービス

従業員に対してサイバーセキュリティの基礎を教育し、脅威とセキュリティのベストプラクティスについて理解を深めるためのサービスです。定期的なトレーニングでは、安全な認証方法や適切なデータ処理、フィッシング攻撃のシミュレーションなどが含まれます。これによりセキュリティの文化を奨励し、インシデントにつながるセキュリティエラーを最小限に抑えます。

自社に最適なセキュリティサービスの選び方

セキュリティサービスの選び方を誤ると、コストが無駄になるだけでなく、必要な保護を得られないリスクがあります。自社の体制や規模に合ったサービスを選択するためには、いくつかの視点から検討を進めることが求められます。

提供企業の専門性と経験を確認する

まず確認すべきは、サービス提供企業がセキュリティ分野において、どれだけ深い知識と専門的なスキルを持っているかという点です。経済産業省の情報セキュリティサービス基準をクリアし、IPAがまとめた適合サービスリストに掲載されている企業は、高い専門性を有することが証明されています。セキュリティに詳しくない担当者でも、このような客観的な基準を活用することで、信頼できる提供企業を選ぶ判断材料とすることが可能です。

最新の技術とソリューションへの対応力

サイバー攻撃の脅威は常に進化していますので、対応するためには最新の技術やソリューションが必要です。提供企業が技術革新に対応し、最新のセキュリティソリューションを提供しているかを確認することが求められます。最新の技術を利用することで、より高度な脅威を検出し、防御することが可能になります。

包括的なセキュリティ対策の提供範囲

提供されるセキュリティ対策が包括的であるかを確認しましょう。包括的なセキュリティ対策とは、単一の脆弱性に対処するだけではなく、幅広い脅威や攻撃に対して防御する能力を持っていることを意味します。脅威検出や侵入検知、対応手段、リカバリープランなどが含まれているかを確認してください。

迅速な対応体制とサポート内容

サイバーセキュリティの脅威は常に存在しますから、依頼したらすぐに対応してくれる体制が整っているかも注目すべきポイントです。24時間365日の監視体制や、インシデント発生時の緊急対応フローが明確になっているかを確認しましょう。

導入実績と業界特性への理解

多様な事例経験のある提供企業を選べば、自社のニーズに合わせて対策を行ってくれることが期待できます。システム特性や業界特性を考慮した診断ができるか、複数名の専門技術者の観点で偏りのない診断ができる仕組みを持っているかを確認することで、より効果的なセキュリティ対策が実現します。

サイバーセキュリティサービスは専門家との相談から始める

サイバー攻撃が年々増加し、その手法も巧妙化する中で、企業にとってセキュリティ対策は経営課題として避けて通れないものです。脆弱性診断やマネージドセキュリティ、監視サービス、教育トレーニングなどさまざまなサービスが提供されていますが、大切なのは自社の体制や規模に合ったものを選択することです。提供企業の専門性や最新技術への対応力、包括的な対策範囲、迅速な対応体制、業界特性への理解といった視点から検討しましょう。これにより、効果的なセキュリティ体制を構築できます。

株式会社江口ITコンサルティングは、長年にわたり捜査機関へのセキュリティ教育に携わった専門技術者による、高度なセキュリティノウハウを持っています。情報セキュリティ対策とシステム基盤構築の両方を一貫してサポートすることが可能です。中小企業の予算に応じた段階的な導入から、1年かけて組織のセキュリティの仕組みを構築する伴走支援まで、企業の状況に合わせた柔軟な提案が可能です。セキュリティサービスの選定や導入についてお悩みの際は、ご相談ください。

サイバーセキュリティサービス選びにお悩みなら株式会社江口ITコンサルティング

商号:株式会社江口ITコンサルティング

所在地: 〒819-0373 福岡県福岡市西区周船寺3丁目9−26

​設立:2023年 4月          ​

携帯番号 : 080-3967-7901

©2023 株式会社江口ITコンサルティング

bottom of page