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ISMS認証費用の相場と種類を理解し効果的に取得する方法

ISMS認証費用の全体像と相場を把握して高い効果を得る秘訣
情報セキュリティへの関心が高まる中、ISMS認証の取得を検討する企業が増えています。しかし、実際に取得を進めようとすると「どれくらいの費用がかかるのか」「予算をどのように組めばよいのか」といった疑問に直面する経営者や経理担当者は少なくありません。
ISMS認証にかかる費用は、企業規模や認証範囲、選択する審査機関やコンサルティング会社によって大きく変動するため、全体像を把握することが適切な投資判断の第一歩です。ここでは、ISMS認証取得にかかる費用の相場から発生する費用の種類、さらには費用対効果を最大化するためのポイントまで、予算計画に必要な情報を解説していきます。
ISMS認証の取得から維持までにかかる費用の相場
ISMS認証を取得する際には、企 業規模や業種、認証範囲によって費用が大きく変動しますが、全体的な相場を把握しておくことが予算計画において必須です。

新規取得時の総額相場
新規取得時の総額は、一般的に100万円から250万円程度が目安となります。従業員が10名程度の小規模企業であれば100万円から150万円程度、従業員が100名以上の中規模企業では200万円以上となるケースが多く見られます。
この総額には、認証機関への審査費用だけでなく、コンサルティング費用や社内の人件費なども含まれます。費用は選択する認証機関やコンサルティング会社、自社で対応できる範囲によって大きく変動するため、自社の状況や予算に応じた検討が求められます。
維持・更新にかかる継続費用
ISMS認証は取得後も継続的な費用が発生します。毎年実施される維持審査では数十万円程度、3年ごとの更新審査では取得時の3分の2程度の費用が必要です。
長期的な予算計画を立てる際には、こうした継続費用も考慮に入れる必要があります。認証を維持するためには、毎年の審査費用に加えて、社内での運用体制の維持や従業員教育なども継続的に実施しなければなりません。
費用の変動要因
ISMS認証にかかる費用は、企業の規模や業種だけでなく、認証範囲の広さによっても大きく変わります。全社を対象とするのか、特定の部署や拠点に限定するのかによって、審査工数が変動し、それに伴って費用も変わってきます。
また、自社でどこまで対応できるかも費用を左右します。専門知識を持つ人材が社内にいる場合は外部への依存度を減らせますが、ノウハウがない場合は専門家のサポートを受ける必要があり、その分費用が増加します。
ISMS認証取得で発生する3種類の費用とその内訳
ISMS認 証の取得を検討する際、どのような種類の費用が発生するのかを正確に把握することが、適切な予算計画の第一歩です。費用は大きく「審査費用」「コンサルティング費用」「内部費用」に分類され、それぞれ性質や金額が異なります。

審査費用
審査費用は、認証機関に支払う必須の費用です。第一段階審査の文書審査と、第二段階審査の現地審査の審査料、登録料が含まれます。
新規取得時の費用相場
新規取得時の審査費用相場は、企業規模や業種によって50万円から150万円程度です。従業員が10名程度の小規模企業であれば50万円から100万円程度、従業員が100名以上の企業では120万円以上となります。
維持・更新時の費用
毎年実施される維持審査の費用は、新規取得時の3分の1から2分の1程度です。3年ごとの更新審査では、新規取得時の3分の2程度の費用がかかります。
コンサルティング費用
コンサルティング費用は、外部の専門家にサポートを依頼する場合に発生する費用です。自社にISMS構築のノウハウや人的リソースが不足している場合、コンサルティング会社の活用が効果的でしょう。新規取得時の費用相場は、年間40万円から100万円程度が目安となります。
アドバイス中心型
アドバイスや提案を中心に行うタイプで、費用相場は70万円から120万円程度です。自社で作業を進めながら、専門家の助言を受ける形式です。
作業代行型
文書作成や運用支援まで代行するタイプで、費用相場は45万円から60万円程度です。担当者の工数削減につながるため、費用対効果は高い傾向にあります。
内部費用
内部費用は、自社の従業員が認証取得のために費やす時間や労力にかかる費用です。
人件費
文書やマニュアルの作成、従業員へのセキュリティ教育、内部監査の実施などに費やす人件費が該当します。担当者が1名専任で対応する場合、認証取得までに約6か月から1年程度を要するため、その期間の人件費が発生します。
設備投資費用
情報セキュリティ要件を満たすために、新たなセキュリティツールやシステムの導入が必要になる場合、設備投資費用も計上する必要があります。内部費用は企業の体制によって大きく異なりますが、トータルコストに占める割合は決して小さくありません。
ISMS認証の費用対効果を 最大化するための実践的なポイント
ISMS認証の取得には相応の投資が必要ですが、適切な対策を講じることで費用を抑えつつ、高い効果を得ることが可能です。大切なのは、単に費用を削減するのではなく、投資に見合う価値を最大化する視点で取り組むことでしょう。
認証機関の選定は慎重に行う
審査費用は認証機関によって大きく異なり、場合によっては3倍もの差が生じることがあります。見積もり内容や料金体系、サービス内容を慎重に確認し、自社に適した認証機関を選定しましょう。
見積もりを依頼する際には、認証範囲、対象従業員数、拠点情報などを正確に伝えることが大切です。また、審査機関との距離も考慮すべきポイントです。遠方の審査機関を選ぶと交通費や宿泊費が加算されるため、近隣の認証機関を選ぶことでコスト削減につながります。
認証範囲を適切に設定する
ISMS認証は、社内全体を対象とする必要はなく、特定の部署や拠点に限定して取得することも可能です。認証範囲を絞ることで、審査工数が削減され、審査費用を大幅に抑えられます。
ただし、自社のビジネスにおいて本当に必要な部門はどこなのか、取引先からの要求に応えられる範囲はどこまでかを慎重に見極める必要があります。実効性のある範囲設定を行うことが、長期的な費用対効果の向上につながるでしょう。
自社に合ったコンサルティング会社を選定する
コンサルティング会社を活用する場合、自社のリソースと課題を明確にしたうえで、最適なパートナーを選ぶことが大切です。とくに人的リソースが限られている中小企業の場合、作業代行型のコンサ ルティングを選ぶことで、担当者の業務負荷を軽減しつつ、短期間での認証取得が可能です。
既存のリソースを最大限活用する
内部費用を抑えるためには、既存の情報セキュリティ対策やITインフラ、文書管理システムなど、活用可能な資産を事前に洗い出すことが必須です。新たにすべてを構築するのではなく、既存の仕組みを活かすことで、設備投資費用を削減できます。また、社内に情報セキュリティに詳しい人材がいる場合、その知識を活用することで外部への依存度を減らし、コスト削減につながります。
ISMS認証費用を理解し適切な投資判断を行うために
ISMS認証の取得には、審査費用とコンサルティング費用、内部費用という費用が発生し、企業規模や認証範囲によって総額は大きく変動します。相場としては新規取得時で数十万円から150万円程度ですが、認証機関の慎重な選定や認証範囲の適切な設定により、費用を抑えつつ高い効果を得ることが可能です。
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